フォルクスハウスとは

volkshaus

フォルクスハウスのフォルクスとは、ドイツ語で「国民的な」という意味を持っています。
そこには、カブト虫の愛称で親しまれているフォルクスワーゲンビートルのような住宅をつくりたいと考え、
フォルクスハウスを考案した、ひとりの建築家の願いが込められています。
家族全員が快適に過ごせて、手ごろな価格で購入でき、維持費も安く、しかも長く使い続けてゆける。
まさにフォルクスハウスは、ベーシックと呼べる家なのです。

すっぴん

建築材料を正直に使い、構造に必要なものだけで構成し、派手に飾り立てず、明快で率直な表情をもっています。内装は素材をそのまま正直に使っています。
いうなら「すっぴん」のままです。
はじめは無愛想に見えるかもしれませんが、暮らしの中でだんだんと色は変化し、時間の経過とともに、落ち着きのある美しさをかもし出します。
内装が素地仕上げであるだけでなく、構造材の接合金物、釘さえも隠さず、そのまま目に入ります。
最近の住宅は、感性したときが一番美しくて、年月を重ねるごとに貧相になると祝えています。
住み込むほどに味わいが深まり、年月を経るごとに建物の魅力が増す、そんな質実な美しさを日本の家に取り戻したのがフォルクスハウスです。