舟越工務店ブログ

2018年06月22日 【

仮想の建築・・・半地下の小屋ver.2

仮想の建築・・・半地下の小屋ver.2
斜面に建つ、
というか、
埋め込まれた小屋、、、
地上より、
飛び出す部分の、
外壁はガラスとし、
屋根は、草屋根とする、
のである。
一部、オプションで、
太陽の熱と光のエネルギーを、
取り込むのパネルが、
斜面なりに、装備される。

地上に極力インパクトを与えない、
建築、小屋なのである。

仮想の建築・・・半地下の小屋ver.2

2018年06月21日 【

仮想の建築・・・半地下の小屋ver.1

仮想の建築となる、、、
のだが、
小屋のバリエーションが出た。

ひとマスが、1mとなる。
上が平面、
下が、立、断面

半地下の小屋なのである。
地上への、圧迫感、
ボリュームを押さえる。

半地下にすることで、
防音効果をねらう、、、。

1階が音楽や演奏を楽しむスペース、、、
ステージにもなる。
そして、ロフトを兼ね備える、、、のである。
いろいろな使い様、
高見の客席にもなるのである。

仮想の建築・・・半地下の小屋ver.1

 

2018年06月20日 【

丸窓の絵柄

もとからある、
1階の丸窓、
樹木が見える、
絶妙なかすみ具合、、、
枝のバランスといい、
なかなかの、絵柄なのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月19日 【

梯子階段の開口

梯子階段廻り、
無事納まった。
閉じれる水平に動く建具も、
床の下に納まっている、のである。
開口の奥行きは大きくということで、
最大開けた状態の戸先までの、
開口としたのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月18日 【

想定の高さ

吹抜がなくなった、
床が置かれた状態。
窓の下枠は、床に座って、
丁度、肘が掛けられる、
という、、、
想定の高さとなっているのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月17日 【

閉じれるつくり。

床は、いわゆる厚合板張り、、、
構造用合板F☆☆☆☆合板厚み28なのである。
床面は、これ1枚のみ、
1階の天井面にもなる。
両面見えることとなる、
化粧用の材ではない。
表面に押されてある品質表示のハンコなど、
削って消すなど、手を加えているのである。

そして、吹抜部分に、
床合板が納まっている様子なのである。
床が閉じれるつくりとなっているのである。
約1mx1mのサイズにし、小穴を開け、
それを手掛けにし、
持ち上げられるようにしている。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月16日 【

照明の位置取り

照明の位置を考える。
窓の位置との関係、
高さの関係、
どこが照らされるか、
または、照らすか。
照明本体の見え方、
内部でどう映るか、
そして、外からの見え様、
窓越しにどう映るか、などなど、
机上で考え、
なおかつ、
その現場で考えるのである。
灯具のサイズにも左右される。
テーマは、
さりげなく、照らす、、、
のである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月15日 【

枠をテーパーにする

窓の枠材は、
下枠以外は、
内側に向かって、
拡がるかたち、
テーパーする納めとした。
縦枠は、柱面から、
テーパーになるかたちとした。

光が枠を照らしながら、
スムーズに入ってくる。

サッシは、ガラスの端が、
木枠の内側で納まる、
正面から、少し遠目で見ると、
サッシ本体が見えない、サッシとした。
木の額縁に、
外の風景という、
見え様になったのである。

知らず知らずか、、、
入口の漆喰塗りの枠のテーパーに、
インスパイヤーされていたのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月14日 【

窓の位置

もともとは、
小さな1つの窓だけの、
2階、、、
蔵なので、
当然なのだが、
窓をひとつ、
新しく設けただけなのだが、
内外がつながった様に感じる。
やはり、窓は、
空間に与える影響が大きいと思うのである。
そして、
窓の位置も大事。
隅に設置し、吹抜を通して1階、
壁面をも照らす、位置取り。
空間も伸びやかに感じるのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月13日 【

擬木のデッキ材いろいろ

デッキ材、、、
本物の木、WRC(ウエスタンレッドシーダー材)を、
多用するのが常なのだが、
今回の検討は、本物の木でない、、、
擬木なのである。
いわば、木に似せた材なのである。
将来のメンテナンスを考えての、
選択なのである。

木の持つ風合いや、
木、本来の特徴である、
熱をやわらかく吸収するという特性に、
より近づけたものもある。
数ある中から、サンプルを取り寄せ、
見比べる、、、
かなり、絞り込まれてきた、、、
ベストチョイスを目指すのである。

2018年06月12日 【

2階に上がって、見る方向

2階に上がって、
すぐ見る方向、、、
というのがある、と
思うのである。
階段昇って、
対角の目線、、、
やはり、この方向、
角に切られた窓、
だと思うのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月11日 【

吹抜越しに見る

1階から吹抜越しに、
2階を見る。
丸太の棟木、
湾曲する小屋梁、
そして、ベストポジションに、
灯具なのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月10日 【

床Box

はしご階段と、
新しい土間床との、
高さの差を調整する、、、
題して、床Box、なのである。
固定せず、置いているだけなのである。
構造用合板F☆☆☆☆厚み28、
5面組み合わさって出来ている。
全て、表わしのビス留め、なのである。
下端の接地部分は、
50mm角で厚み10mmの、防振ゴムが、
取り付いて、合板の下端が浮くかたちとなる。
コンクリート内の水分が、
これからも少しずつ放出されるので、
風通しよくする為に、
少し隙間を空けておくのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月09日 【

板張りの枠、入口戸の取り合い

板張りとした、入口枠、
そして、入口戸の取り合い、
なのである。

閑雲居 土間改修project

2018年06月08日 【

入口戸の様子

重厚なつくりとなった、
入口戸の様子、なのである。
片引き戸なのである。
戸車式のVレール仕様。
引き手は、
アイアンのハンドル、
平座付なのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月07日 【

入口、階段廻りの様子

入口、階段廻りの様子。
入口戸は、もともと内部にあった戸を、
サイズを変えることなく、
つくり変えたのである。
内側の面は、
構造用合板を張ったので、
厚みは少し分厚くなっている。
納まり上、
実際の有効開口より、大きいので、
上下は、かぶらせる、
かたちとしたのである。

はしご階段も、
そのまま使っている。
床の高さが低くなったので、
一段、ボックスをつくり、
高さ調整しているのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月06日 【

ピクチャーウインドーとなる。

1階から見上げる窓。
こもれびを描いた、
絵画のよう、、、
照明を切ると、より、
浮かび上がる。
まさに、ピクチャーウインドーとなる、のである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月05日 【

吹抜から自然光をもたらす

1階に新たに吹抜が加わった。
そして、その上、
2階に新しい窓を設けたのである。
上から、自然光が降りてくる。
昼は、照明をつけなくても、
自然の光で、
1階に明るさを、もたらすのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月04日 【

1階内部の様子

1階内部の様子。
もともとは、米の貯蔵室ということで、
約2mx2mのスペースが間仕切られていたのである。
この間仕切りを撤去することで、
当初と比べると、
1階がずいぶんと、広く感じるように、
なったのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月03日 【

梁下に配線ダクトが取り付いた。

照明をONする。
、、と、もともとは、
照明はなかった。
土蔵には、
電気が来ていなかったのである。
ということで、引き込んだのである。

天井は、梁表わし、、、
真ん中の梁下に、
配線ダクトを設置、
スポットライトを取り付けたのである。
新旧の部分が、
照らし出されたのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月02日 【

土間床となった

1階の床は、コンクリートの土間床となった。
もともとは、板張りであったが、
かなり、老朽化していた。
既存の床板、大引き、束石を撤去し、
砕石を入れかさ上げし、
防湿フィルム敷き、
ワイヤーメッシュ入の、
コンクリート打設となったのである。
高さは、土台の下端に合わせたのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年06月01日 【

Works更新 noborinokitenの家

Works  更新しました。

登り軒天の家 ←click!

文章、執筆中ですが、、、ぜひ、ご覧ください。

2018年05月31日 【

入口から、見える丸窓

入口戸を開ける。
内部の薄暗い中、
見える、丸い光、、、
丸窓である。
これは、既存のままなのである。
そして、丸窓に、
緑の木々が、映り込んでいる。
まさに、切り取られた風景。
偶然ではない。
つくられたもの。
いやはや、
アートを感じた、、、のである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年05月30日 【

入口廻りを改修する

入口廻りを改修した。
枠は漆喰塗りでつくられていたが、
捲れてきていて、
左官で補修するには、
部分的な補修では難しく、
すべて捲って、
下塗りから塗り整えることとなる。
検討した結果、
木にて、カバーすることとなったのである。
もとの形状に近く、
少し外に向かって開いている、
かたちとしたのである。
この部分は、塗装をせず、
白木のままなのである。
そして、入口の戸は、
アルミ製の片引き戸であったが、取外し、
内部にあった米貯蔵室の、
ブリキ張りの入口戸に、手を加え、
新たに、土蔵の入口戸となったのである。
ブリキの質感が、
重厚に映るのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年05月29日 【

既存の窓廻りを改修

北側の面、
壁面は既存のままなのだが、
窓廻りは、改修されたのである。
もともとは、格子があり、
その内側に閉じれる土塗りの引き戸がある。
その戸は、そのままにして、
格子は取外し、
新たに納まるサイズのサッシを、
取り付けたのである。
横滑り出しの、
シンプルに映るサッシとした。
窓廻りの漆喰の部分は、
もともとの漆喰に合わせて補修した。

そして、窓上にある、
引掛け式の庇(ひさし)は、
傷んでいた、
葺いたあった、板と檜皮は、
ガルバリウム鋼板素地小波葺きとし、
破風板も新しくし、
取り付けたのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年05月28日 【

写真を整理中。

工事前、工事中、完成と、
一軒の家の、
写真をファイルにするべく、
整理中なのである。
施主様にお渡しする、、
一枚一枚、意味がある、
なかなか、割愛できない、
ということで、、、
かなりの枚数と、
あいなる、のである。

登り軒天の家

2018年05月27日 【

土蔵のファサード

建物の正面、
土蔵のファサードの様相なのである。
併設する、母屋に対峙するのである。
2階部分の漆喰の壁は、
そのまま、なのである。
新しい部分、
巾広の鼻隠し、
そして、シルバーの樋、
そして、入口廻りが新しくなったのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年05月26日 【

落葉よけネットを仕込む


樋(とゆ)は、シンチャ色の樋から、
新しい、ガルバリウム鋼板製の、
シルバー色のものに交換したのである。
そして、木々が近いうえ、
集水器のところに、
落葉が堆積していたのである。
ということで、
落葉よけネットという、
樹脂製のネット状のものが、
仕込まれているのである。
見た目は、目立たない、
下から見たら、実に、
あるのか、わからないのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年05月25日 【

既存に馴染ます。

軒先、軒天部の漆喰の捲れがあり、
改修するのだが、
いろいろなやり様がある。
NEW スタイル、、、
木にてカバーするやり方。
大きめの破風、鼻隠しを廻り、
軒天も板を張り巡らす。
色目は、エボニー、ブラック。
併設している既存の母屋のかたちと同調、
馴染む、かたちとなったのである。
外壁の波板は、
既存の漆喰壁の色目に、
合わした色で塗替えたのである。
外廻りの改修、
違和感なく、納まったのである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年05月24日 【

新たに窓を切る

古くなったところを、改修する、
そして、改新する、
新たなる考えで、、、

1階部分に、小さな丸窓がある、
こちらは、もとから、ある。
窓廻りの板金部は、
塗替えした2階部分の波板と同色で、
塗装したのである。

そして、2階部分に、
風穴を開ける、、、
新たに窓を切ったのである。
内外からの見え様を考え、
導き出された、
ここぞという、位置取りなのである。
木々の間から、垣間見える、、、
のである。

閑雲居 土蔵改修project

2018年05月23日 【

緑の中、佇む土蔵

工事中の足場もばれ、
緑の中、佇む土蔵なのである。
何事もなかったかのようなのだが、
よく見ると変わっているところがある、、、
全体の建物としてのボリュームは、
そのままなのだが、
新しい考えで、改修、改新、
しているところも、多々ある。
すべてが、違和感なく、
納まっていれば、いいと思うのである。

閑雲居 土蔵改修project