舟越工務店ブログ

2018年07月25日 【

&Premiumの世界観

&Premium  9
「心地いい暮らし、を考えてみた。」
最新号なのである。

&Premiumという雑誌、
先日、編集長さんの、
お話しをお聞きした。
タイトルが、ドンピシャ、、、
思わず、購入したのである。

やはり、いやはや、
表紙、背表紙、
全ページ~、
細部に至るまで、、、
世界観があるのである。

2018年07月24日 【

防音の為、配線ダクトとする

ミニマムな空間となった、防音室。
天井も低めなのである。
こういう場合は、ダウンライトにして、
天井面からの、照明器具本体の下がりを、
少ないようにする場合が多いのだが、
防音の面から考えると、
天井に穴を開けることになり、
音が抜けやすくなるので、
配線ダクトとしたのである。
お持ちの照明器具は、
引掛けシーリングになっていたので、
引掛けシーリングプラグを付けて、
取り付けているのである。
住まい手さんに確認の上、
ここぞというところに、
コードハンガーを取り付け、
器具の高さを調整し、
器具をぶら下げる、、、
ということで、ピタリと納まったのである。

川が見える家 防音室project

2018年07月23日 【

防音用フード

換気扇の出口、
外壁に付ける、
ベントキャップ、、、フード。
極力、防音性を高める、ということで、
防音用フードとしたのである。
P-50VSSQ5(三菱)なのである。
雨が入りにくい構造で、
かたちもシンプルで、
いい感じなのである。
ガルバリウムの波板に、
取り付いたのである。

川が見える家 防音室project

2018年07月21日 【

24時間同時給排気形換気扇J-ファン

防音室となれば、
防音効果を上げるということで、
室外に対して、極力、
隙間がない空間となっている。
広さも、2帖大となれば、
より、密閉度が高いのである。
ということで、換気をどうするか、、、
ということが必須の課題となる。
換気、イコール、
空気が流れる部分でつながる、、、
ということで、防音性の確保に対しては、
逆の方向となるのだが、
いたしかたないのである。
換気をする場合、
空気の入口である給気の部分、
そして出口である排気する部分が必要。
両方あることで、換気が成り立つのである。

ということで、
捜した、換気扇、、、
24時間同時給排気形換気扇J-ファン(三菱)
なのである。
外壁側の壁に取り付けた。
壁の穴は径120を1箇所空ける必要があるが、
径100の2層管1本で、給気と排気をするかたち、
極力開口が少なくなる、のである。
W390mm x H187mm x D135mmのサイズ、
音も静か、色はホワイトとベージュの2色、、、
布クロスに合わせて、ベージュにしたのである。
J気流なるものも、実現する、、、
なかなか、優れものなのである。

川が見える家 防音室project

2018年07月20日 【

布クロス貼りの防音戸

建具屋さん手製の、
片引き戸の防音戸、
無事納まったのである。
ガラスは、防音合わせガラス、
型板ガラス仕様なのである。
空間に、馴染むよう、
内装の、壁、天井と同じく、
布クロス貼りとしたのである。
少しでも防音性を高める為、
閉じた状態で、
左右の枠と建具のかぶりも、
戸先側は、15mmほど、
奥側は、50mmほど、
かぶるようにしたのである。

川が見える家 防音室project

2018年07月19日 【

防音室、内部の様子

防音室、内部の様子。
実に、こじんまりした空間となったが、
いろいろと、凝縮された空間となった。
それぞれの設えに、意味があるのである。
床の材は、既存の床に合わして、
杉節有り板張りとした。
壁、天井は、
下地の吸音性のボードとの関係で、
布クロス貼りとなっている。
照明は、配線ダクトを設置し、
器具の位置や種類など、
可変できるようにした。
そして、住まい手さんお持ちの、
吹きガラスの照明を、ここぞというところに、
吊り下げたのである。

換気の為、外壁に面する壁には、
給気と排気を同時に行うタイプの、
換気扇を取り付けたのである。
外部のベントキャップは、
防音用のタイプのものとした。

そして、棚を設けた。
住まい手さんがお持ちであった、
Jパネル厚み24の板の端材を利用し、
可動棚をつくったのである。

あとは、肝心の防音性がどうか、、、
今回、防音というカテゴリーということで、
いろいろと勉強させていただいたのである。
また、実際の日々の効果はどんな感じか、
確認させていただけたらと思うのである。

川が見える家 防音室project

2018年07月18日 【

内部にある外観

外部でない、
内部にある、
新たな木の箱のよう、、、
内部にある外観のよう、なのである。
防音室が完成したのである。
新しい空間の外周は、
廻りの壁と合わせるべく、
合板張りとしたのである。
色目は、白いが、
徐々に焼けて、
廻りと馴染んでいくのである。

川が見える家 防音室project

2018年07月17日 【

布クロスが貼れた

布クロスが貼れた。
室内が一気に、
落ち着いた雰囲気となる。
設けたFix窓から、
差し込む光が、
なかなか、いい感じなのである。

川が見える家 防音室project

2018年07月16日 【

防音ガラス

内部の間仕切りの壁面と、
出入り口戸の建具の一部に、
窓を切るのである。
壁面の窓は、既存の外壁に取り付いている窓に対し、
すぐ横、折りかねに設置するのである。
いわば、既存の窓からの採光を、
そのまま取り込む意図なのである。

ガラスは、防音室ということで、
普通のガラスではない、、、
防音ガラスとするのである。
ラミレックス ソネス
メーカーはセントラル硝子なのである。
いわゆる、合わせガラス。
遮音性のある特殊なシートを2枚のガラスが、
はさみ込んだかたちの、
ガラスなのである。

厚みは、トーメーの場合で、
3mm(ガラス)+30ミル(シート)+3mm(ガラス)
ということで、約6.8mmの厚みとなるのである。

(1ミル=1/1000インチ=0.0254mm

0.0254mm x 30 = 0.76mm)

型板ガラスの場合(建具部)は、
ガラスの1枚が、4mmとなるので、
厚みは約7.5mmとなる。

また、ガラスが割れたときも、
破片が飛散、脱落しにくく、
安全性の高くなるという、
そして、紫外線を99%以上カットする性能、
利点も待ち合わせた、ガラスなのである。

川が見える家 防音室project

2018年07月15日 【

内装工事。

重層なる面に、
仕上げが施される、、、
ついに、内装工事の段階となったのである。
内装屋さんによって、
オトカベのジョイント、
ビス留め部分に、
的確にパテが、
まさにテキパキと、
施されていくのである。
森田装工社様、
ご苦労様です。
仕上げは吸音効果を考え、
布クロスを張るのである。
少し素朴な風合い、、、
ミニマムなスペース、
どう映るか、
仕上がりが楽しみなのである。

川が見える家 防音室project

2018年07月14日 【

防音片引き戸製作

ひとが出入りする部分、
出入り口は、防音室にとって、
全体の防音の要ともいえる。
いわば固定の面である、
床、壁、天井は、
重層なるつくり、隙間なく施工となるのだが、
可動する部分である、
建具は、ある程度の猶予が必要となるのである。
どちらかといえば、
開き戸、ドアの方が、
気密性が確保しやすいのであるが、
スペース、動線などのことから、
他の建具と同様、片引き戸とした。
しかし、出来るだけの、
防音効果はもたせたい、、。

ということで、例のごとく、
建具屋さんにて、製作、建て合わせ、
設置したのである。
建具は、遮音シート入りとする、
そして、通常は建具の構造は、
全体の厚みの中、
中空の部分があるのだが、
その中空の部分はないようにする、
断面空隙なしとするようお願いしたのである、、、
が、それを上回る仕様となっている。
石膏ボード厚み12.5が、
2重に入っているのである。
重さのある材料の方が、
より防音性が高くなるという狙いなのである。
なかなかの重さの建具となったのである。
開閉の加減を調整しながら、、、
なおかつ隙間を減らす為、
下は敷居滑り式とする。
滑り易くする為、建具下に、
滑り易くなるシールを貼り、
敷居滑りに、蝋をぬるのである。
幾分かは、軽くなったが、
やはり開閉は重ためとなるのである。
そして、建具と木縦枠との接点、
建具上にモヘヤを張るなど、
出来るだけ、隙間を少なくするのである。
ということで、無事納まったのである。
大槻建具店さん、
ご苦労様でした。

川が見える家 防音室project

2018年07月13日 【

見事な小屋組み

OM全国経営者会議、3日目。
OMX機器等、開発、製造の一旦を担う、
長府製作所の、工場見学、
そして、記念館である、
蛍遊苑を訪ねたのである。

長府製作所のこれまでの取組、歴史等、
展示されていたのである。
この建物の特徴、
なにより、、、
見上げれば、
小径材で組まれた、
見事な小屋組みであった、のである。

地元、安成工務店さんの施工、、、
そして、OMXが搭載された住まい、
OMソーラーの家である、
エコタウン宿泊体感施設「やすらぎ館」を、
見学させていただいた。
実に、参考になった、
3日目であったのである。

 

2018年07月12日 【

OMXの実機の展示

今回の、OM全国経営者会議の、
目玉は、この秋、リリースされる、
OMXなのである。
実機が、展示されていた。
ホテルの会場の中、
稼働していたのである。
メカとしての、
実寸、素材、構成部材の内容はもちろんのこと、
音、送風の感じも、わかったのである。

OMXに関しては、
会議内では、コンセプトから、
実証データーなど、
実際の内容に至るまで、
説明があったのである。
明日は、実際、
OMXが搭載された家を、
見学させていただくのである。

他、会議の内容は多岐に渡る、、、
雑誌「&Premium」の編集長のお話や、
地元の工務店の取組、
広報、広告、販売のこと、
OM総合保証制度のことなどなど、
夜は、懇親会で、
全国の工務店さんと、
交流を深めた、、、
みっちりの内容であったのである。

2018年07月11日 【

OM全国経営者会議 in小倉

昼、北九州市小倉に降り立った。
年に一回の会議、
OM全国経営者会議に出席する為なのである。
第33回とある、全国のOMソーラーの、
加盟工務店が一堂に会するのである。

降りて、すぐさま駅を撮る、、、
これも、定例になってきたのである。
観光はなし、1日、2日目は、ホテルで、
3日目は、建物見学等となる。
3日間、OMソーラーの世界に、
どっぷりと、つかるのである。

2018年07月10日 【

オトカベ、廻り縁完了

壁、天井、
下地張りの最後は、
オトカベという、
吸音性のある、
ボードを張り巡らす、
そして、
壁と天井の接点、入り隅は、
木の廻り縁を設置したのである。、
薄く浸透性の白の塗装を、
施したのである。

ということで、この後、
重層なる面の、
壁天井の仕上げは、
布クロス張りとなるのである。

川が見える家 防音室project

2018年07月09日 【

奇跡の生還2

先日、7/6.7の大雨で、
またもや、モデルハウスの廻りが、
スッキリとした、、、
実は流されていたのである、、、
玄関先の木彫りのフクロウ。

4年前、2014年の8月の豪雨のときも、
奇跡の生還を遂げたが、
50mほど離れた、綾部方面の、
府道沿いの更地で発見され、
またもや、奇跡の生還を果たしたのである。

当社作業場は、無事。
モデルハウス兼事務所は、今回は、
4年前と同じ高さまで、水が来たと思われるが、
床下浸水にならず、ぎりぎりセーフであった。

住まい手さん宅は、、、
大きな被害がないようですが、、、

今回の大雨で、
被害に遭われた方々には、
心より、お見舞い申し上げます。
一日も早い復興をお祈りします。

2018年07月08日 【

気密遮音コーキングを施す

極力、隙間は塞ぐ、、、
防音室のつくり方。
石膏ボードのジョイント、
枠との取り合いは、
隙間がないよう、
気密遮音コーキングを施す、のである。

川が見える家 防音室project

2018年07月07日 【

密室での作業

まさに、密室での作業、
出来上がる、防音室のスペースは、
約畳2枚分、2帖大のスペースなのである。
厚手の遮音シートの上に、
石膏ボードが、
張り巡らされてきたのである。
大工さん、ご苦労さんです。

川が見える家 防音室project

2018年07月06日 【

木のバリカー

1年前ほど、某所で見た、
車止めというか、バリカー、
折たたみ式なのである。
こういうのも、木でつくると、
なかなか、いい感じなのである。

2018年07月05日 【

巨大なる、、、ジャイアント・トらやん

グランフロント 5周年のアートイベント。
現代美術作家の
ヤノベケンジさんの、、、
ART WORK、
世界観を見たのである。
いやはや、巨大なる、、、ジャイアント・トらやん
今にも、動き出しそう、
まさに、圧巻の迫力なのである。

2018年07月04日 【

キース・ヘリングの壁画

4月に、大阪に行った際、偶然遭遇した、
キースヘリングの壁画。
梅田の、グランフロント大阪の、館内なのである。
創業、5周年のアートイベントの一旦なのである、、、
今はないのである。
1983年に東京青山での、展覧会の再現なのである。
実際の外壁の壁面を切り取って、
展示されていた、のである。
内外とも、ドローイングで、
埋め尽くされ、、、
いやはや、圧巻なのである。

2018年07月03日 【

「住む。季刊 夏 66」

見てると、
背筋がビシッとなる、雑誌。
届いたのである。
「住む。季刊 夏 66」
仕事の合間に、
見るのである。

2018年07月02日 【

ローボルトの世界

外構に彩りを加える、
ライティングも、
いろいろと、進化してきている。
数年前から出てきているのだが、
12Vや24Vの、
いわゆる、ローボルトを使った、
外部照明のシステムなのである。
いろいろな、パーツ、
バリエーションが出てきている。
ローボルトゆえの、
メリットが、多々あるのである。
第13回関西エクステリアフェア2018にて、
ローボルトの世界が、
進化してきているのを、見たのである。

LEDIUS/Takasho

2018年07月01日 【

透かしのデザイン

外構の要である、
塀のつくり、
ブロックや、コンクリートなどで、
完全なる面をつくるのもいいが、
少し、隙間があるようなつくり、
風を通すつくりにするのがいい場合がある。
ただ、丸見えでは困るので、
目線をカットしながらとなると、
相反する要求を同時に叶えることとなる。
素材は木の板、
いわゆる板塀となると、
いろいろ方法はあるが、、、

これは、板を曲げて、
柱の両面に取り付けることで、
隙間ができている。
そして、板自身は釘や接着剤を、
一切使っていない。
両脇の柱の穴に、嵌め込まれているのである。

いわば、透かしのデザイン。
6月初旬に、訪れた、
関西エクステリアフェア2018にて、
いいものを見せていただいたのである。

2018年06月29日 【

遮音シート張り


遮音シートを張り巡らす。
よくある、遮音シートより、
遮音性能が高い、分厚いものをすることにした。
厚みは2.8mmなのである。
通常のものは、
厚み1.2mmなので、
倍の厚みなのである。
ジョイントの部分は、
突きつけにして、
巾が100mmほどの、
遮音シートを張る方法もあるが、
10mm以上、オーバーラップさせるやり方とした。
壁と天井との取り合いなのである。
次に、この上に、
石膏ボード厚み12.5がくる、
そしてその上に、吸音するボードがくる、、、
という、、、オリジナル仕様なのである。

川が見える家  防音室project

2018年06月28日 【

黒刃

パーフェクトバリアをカットするのに、
最適、いうことで、
エンデバーハウスさんに、
送っていただいた、
黒刃という。
まさに、現物なのである。
最適なる、切れ味が期待できる。
早速、現場で使わせていただくのである。

川が見える家 防音室project

2018年06月27日 【

断熱材を充填する。

吸音材として、
まずは、断熱材を充填する。
よく、使わしていただいている、
パーファクトバリアという、
ポリエステル100%の断熱材。
実は、車のエンジンルームの吸音材、
鉄道枕木間用吸音材としても、
使われているのである。
これの、密度の高い30K、
厚み60mmを、
隙間なくギッシリと、
まさに充填するのである。
間柱間の寸法は、
パーファクトバリアの巾の、
マイナス5mm巾となっているのである。
いわば、パーフェクトバリアの定巾優先の、
間柱の位置取りとしているのである。
出来るだけ、カットしない納め、、、
その方が、カットするより、精度が上がる、、、
これも防音性優先のつくりの、ひとつなのである。

川が見れる家  防音室project

2018年06月26日 【

隙間を埋めることから始める

防音室工事、
ボードやシートなどを張り巡らすのだが、
その前に、
それらが、取り付く前の部分の、
隙間を、埋めることから始める、のである。
穴や隙間は、音を通す、
防音にとって、まさに、大敵なのである。
ということで、穴、隙間を埋めていく、
大きな穴は、木などを詰め、
隙間は、気密遮音コーキング、なるものを、
充填するのである。
肉やせしにくく、弾力性を保つ、
水性アクリル系のコーキングなのである。

防音工事、普段の工事の感覚とは、
勝手が違う感覚の部分、
注意が必要な部分が、多々あるのである。

川が見える家  防音室project

2018年06月25日 【

防音室工事

かねてから、計画、設計と、
煮詰めてきた、防音室工事が始動している。
極めて、断熱気密性の高い家、
OMソーラーのフォルクスAの建物内に、
防音室を新たに間仕切りし、
つくるのである。
防音室の仕様といっても、
いろいろなやり方がある、、、
防音室用の建材なども、
メーカーの標準仕様のようなものもあるが、
今回は、いわば、
オリジナル、、、
オリジナル仕様なのである。
適材適所、ころあいを見ながら、
つくり上げた仕様なのである。
ビニール等で、仕切り、
養生を万全にし、作業が始まるのである。

川が見える家  防音室project

2018年06月24日 【

新たなるパターンを模索する。

先日、建材屋さんに、
お招きいただき、
お伺いした。
壁塗り材の、内覧会であった。
実に、塗りやすい、、、
試し塗りも出来る、ということで、
させていただいたのである。

コテで塗り付ける、
そして、コテである程度平坦にする、
そして、スポンジで、
パターンを付けてみる、
と、ついつい、、、
新たなるパターンを模索する、のである。

2018年06月23日 【

インテックス大阪に行く。

6月の初旬、
巨大なる、展示会場、、、
大阪の、インテックス大阪を訪れた。
第13回関西エクステリアフェア2018が、
開催されていたのである。
いわば、エクステリア関係の、
メーカーが一堂に会する、展示会なのである。
昨年も行ったのである。
最新の情報、動向や、
そして、新商品など、、、
カタログや、ウェブではわからない、
素材感、風合い、サイズ感など、、、
現物が見れる、絶好の機会なのである。

建築材料・住宅設備総合展も、
開催されていた。
こちらも、くまなく見せていただいたのである。