舟越工務店ブログ
見とれるアングル
ついつい、見る。
見とれるアングル、なのである。
登り軒天の家
吹抜からの見え様
明るくなったり、
暗くなったり、
自然の光の当り様で感じ方も、
変化する、、、空間。
吹抜からの見え様。
自然の光のさまざま動きが、
感じられるのである。
登り軒天の家
FIXガラスから、こぼれ落ちる光
FIXガラスから、
1階に、こぼれ落ちる光なのである。
その光が、壁面に光のラインを描くのである。
時間、天候によって、
刻々とその様は、移ろうのである。
吹抜の手摺を、
アクリルトーメーにしたおかげで、
2階にいてもその様がよくわかるのである。
登り軒天の家
光が差し込んできた
見学会当日。
いい感じの光が差し込んできた、のである。
登り軒天の家
自立する板
完成建物見学会2日目。
初日と同様、
木材をお世話になっている、
おぎもくさんに、ご協力いただいた。
2階の可変間仕切や、手摺にも使っている、
杉を中温乾燥で乾燥させた厚床板、
題して、すぎもくという商品。
厚み30mmのものを使っているのだが、
それより厚いもの、39mmもある。
分厚いので、板といえども、自立する。
穴を開ければ、
ペン立てとなる、、、
という、デモンストレーションを
していただいたのである。
ご来場の方には、差し上げたのである。
杉の風合いとあいまって、
なかなか、いい感じなのである。
登り軒天の家
完成建物見学会開催。
完成建物見学会、初日。
北側のファサード、、、
実に、シンプルに映る。
ご来場いただいた方には、
じっくりと見学していただいたのである。
登り軒天の家
大工さんの手業
大工さんの手業が光る。
階段廻りの手摺の角部分。
なんともまろやかな、
Rがとられているのである。
ひとの動きを考えると、
階段を上がって、
折り返す部分なのである。
実に、あたりがやわらかいのである。
登り軒天の家
板張り外流し台
住まい手さんの、リクエストにより、
既成品のステンレス製流し台に、
板張りを施した。
庭に設置する予定なのである。
雨ざらしとなるので、
材は、板塀と同じ、
水に強い、ウエスタンレッドシーダーの厚み19mm.
巾140mmのものを削って、隙間をあけて
ステンレスビスにて固定している。
板張りの高めのバックガード付きの、
外流し台となったのである。
登り軒天の家
板塀が出来てきた
工事は、終盤、
板塀が出来てきた様子。
ウエスタンレッドシーダーを、
横向きに張り巡らす。
板と板との隙間は、
少なめの10mmとした。
板塀が出来ることで、
外部空間が、
まさにドラマティックに、
一変するのである。
なかなか、いい囲まれ感と、
なりそうなのである。
登り軒天の家
つながる空間の一旦
ローカ、、、
各スペースへの
動線をつなぐ空間であるのだが、
よりつながりを感じるよう、
板の張り方向を長手方向にする。
より、つながり感が強調され、
なおかつ、そのつながる空間に、
より伸びやかにつながる。
工事中の現場にて、
その一旦を確認したのである。
登り軒天の家
ソリッドなプロポーション、壁面
内部空間の有り様が、
そのまま、外観のフォルム、
いわゆる、プロポーションがいいと思う。
家の断面の輪郭が、
そのまま、ソリッドに現れたかたち。
屋根の出は、必要なところは出し、
出さない方がよいところは出さない。
ただ、その部分は、
まともに、雨風が吹き付けるので、
雨風に強い素材で覆うのである。
ということで、その面は、
ガルバリウム鋼板の波板としているのである。
光の当り様によっては、
ソリッドな壁面として映るのである。
登り軒天の家
階段in階段
階段製作中の様子。
新しいささら桁が納まりつつある。
中には、仮設の階段。
階段in階段の様相、、、
仮設の階段が、
作業性抜群の足場となっているのである。
登り軒天の家
キッチン製作中の様子
造り付けキッチンの製作中の様子。
材は、Jパネルという杉の集成パネルの、
厚み24mmのものでつくる。
大工さんの手によって、
造られるのである。
木の板という性格上、
どうしても反る部分があるのである。
その反りをどう押さえ込むかが、
難しい、苦慮する部分でもある。
出来上がれば、
目に見えない部分、、、
何事もないように映る。
固定する材に、
ときには、矯正しながら、
留め付けるのである。
登り軒天の家
玄関庇の追い止め上のスリット
スレンダーにつくった玄関庇。
外壁との取り合い部分、
追い止めの上が、スリット状に透いている。
これは、外壁内の中に、
空気が動く層、いわゆる通気層の入口なのである。
他の部分は、基礎上の土台水切りの上のところから、
空気が入るかたちなのだが、
下屋根や巾のある庇があると、
空気の流れが分断される。
ということで、巾20mmの通気層の入口を、
庇上に設けているのである。
外壁面の際は左官できれいに、
納めていただいているのである。
登り軒天の家
庇廻りのコーキングの納め
外壁に取り付いている、
窓上の小庇のディテール。
波板との取り合い、
コーキングが施されているのだが、
角から10cmほど内側に入ったあたりまでとなっている。
これは、万が一、雨水が波板の内側に入ったとき、
水が滞らず、流れ出る様に、
あえて、すべてコーキングで塞がないのである。
登り軒天の家
先端のかたち
階段手摺、
ほぼ忠実に、
大工さんによって、
つくられてきた。
問題は、先端部分をどうするか。
模型を切り出して、
考えたのである。
絶妙な角度、
そこに、また、
角度をつけて切り込む。
そのラインは、
手摺が据わったときの、
垂直のライン。
そして、手摺のラインと、
直交するライン。
これらを基準に切り込む。
そして、小口が、
美しくみえるかたちになるように、、、
となると、おのずと答えが、
見えてきたのである。
登り軒天の家
階段手摺の模型
階段の昇り降りのときに使う、
階段手摺は、鉄でするのも、
考えたが、最終的には、
木ですることとなった。
よくある、
集成材の丸棒でなく、
当社定番の、
磨き小丸太でもなく、、、
木でつくるのである。
ということで、
大工さんの説明用も兼ねて、
スチレンボードで、
模型をつくったのである。
長さは短いが、
この断面で長くある、、、
という設定なのである。
2つの加工された木が、
角度をつけて組み合わり、
ひとつの木のようにする。
手が掛かる方は、
大丸面取りとなる、、、
などなど、
実際、握って、
握りやすさ、
手の当たりがよいか、
そして、見栄えなども、
どうなるのか、
確認できるのである。
登り軒天の家
吹抜越しの光
現場は、佳境に入ってきた。
壁に月桃紙が張られ、
ぐっと完成への、
現実味が沸いてきたのである。
時折、差し込む光、
なかなかのラインを刻む、、、
光が空間に与える影響も、
徐々に、わかるようになってきたのである。
なかなか、シャープなライン、、、
吹抜越しの光、なのである。
登り軒天の家
埋め込まれたアルミ材
月桃紙が張られた壁に、
埋め込まれたアルミの型材。
アルミチャンネル、
いわゆるコの字の形、
溝幅5.3mmなのである。
アクリルトーメー厚み5mmが、
差し込まれるのである。
納めの為、数ミリ、
月桃紙より出ている。
木枠をしないのは、
ぱっと見たとき、
壁が分断されないようにする、
よりアクリルのトーメーであることを生かす、
納め様なのである。
登り軒天の家
天井沿いのFIXガラス
玄関戸の上は天井まで、
横スリットの、
トーメーの、
FIXガラスとなる。
内外の天井がつながって見える。
外の光を、
内部にいざなう。
内部から、外を見る、、、
緑が天井、登り軒天越しに、
垣間見えたのである。
登り軒天の家
窓上から伸びる光
ついつい、横から見る。
窓上から、天井の勾面に伸びる光。
結構、光が伸びる、、、のである。
壁と天井は月桃紙を張られ、
白い面になる予定。
より、克明に光の様が映るであろう。
紙が張られる前に、
すでに、自然に、デモンストレーションが、
できたのである。
登り軒天の家
天井に光が移りこんでいる様
石膏ボードが張られ、
壁紙が張られる前の状態の様子。
窓から、天井に光が移りこんでいる様が、
見られるのである。
そして、天井にグラデーションを付けながら、
光が登っていく、、、
その様が垣間見れた、のである。
手前の表わしの梁の部分は、
取外し可能な壁となる、、、
それの構築前の状態、
逆に、その壁を取外せば、
ひとつのオープンな空間となる、のである。
登り軒天の家
真砂土が敷き詰められた
庭部分の、
地盤に真砂土が敷き詰められた。
人工芝が張り巡らされる、、、
その路盤の、
その高さ調整の為に、
敷き詰められたのである。
ということで、外構工事も、
いよいよ、準備段階に入ったのである。
登り軒天の家
吹抜廻りの手摺
フレームのみで構成された、
手摺のよう、、、
吹抜廻りの手摺なのである。
柱、床に、
溝が切られてある。
トーメーのアクリル板厚み5mmが、
はまる予定なのである。
あるかないか、
わからない。
見え様は、そのまま、
この感じとなる、のである。
登り軒天の家
徐々に整えられ、馴染んでくる。
足場がなくなり、
あらわになっている外観。
なんとなく、
心もとない感じ、
見た感じも、いわば、
シンプルすぎるように、
映るのである。
玄関戸は製作中で、
取り付いているのは、
まだ、仮のサッシのドアなのである。
これから、
徐々に全体が整えられ、
馴染んでくる、、、のである。
登り軒天の家
洗い出しのテイスト
玄関の床、
洗い出しができたのである。
タイルにはない、
なかなかのテイスト、、、
これも当社定番の、
納めなのである。
玄関戸との取り合いとなる部分には、
ステンレスの見切り材が、
セットされているのである。
登り軒天の家
妻部のかたち、フォルム
足場もなくなり、
妻部分を見る。
屋根の出、
いわゆる、けらばの出はない。
壁面はガルバリウム鋼板の波板の、
縦張りなのである。
窓上には、定番のアルミ庇。
全体のかたち、フォルムは、
素直に、内外共、
必要な最小限の大きさが、
デコレーションせず、
そのままの、かたちとして出た、、、
としたのである。
屋根の勾配と同勾配で、
内部の天井のラインが、
ふところの分下がってある。
屋根の軒先のライン、
登りの軒天の、
かたちそのまま、
いわば、断面の輪郭が、
そのまま現れた、、、
そんな、かたちとなったのである。
登り軒天の家
ベントキャップが納まった
波板の外壁に、
ベントキャップが納まった。
定番のかたちのベントキャップ。
あまり目立たせたくなかったので、
外壁の色に合わせて、
塗装を施したのである。
遠目で見ると、
違和感なく、
同化しているのである。
登り軒天の家
洗い出しの小石
大磯の3分の小石なのである。
これが、ポーチと玄関の床に、
洗い出しとして現れるのである。
登り軒天の家
回顧する、プラン11 子供スペース
子供スペースも、勾配天井。
窓上からの片流れなのである。
いろいろな使い様に対応できるよう、
広めのシンプルな、
スペースにしておいて、
将来の2分割にもできるように、
対処しておく、、、
パターンとしては、
正面の真ん中の壁のところに、
収納をつくることで、分割する、
最初は収納がない、、、
いわば、一石二鳥のやりかた、
その為の真ん中の壁なのである。
分割した際のことも含め、
その想定の上、
窓の配置を、しておくのである。
回顧する、プラン10 寝室
2階ホールと同じく、
勾配天井の寝室、
窓上から伸びる、
いわば、片流れのかたち。
見上げるかたちとなる天井には、
なにも付けずに、
すっきりと、、、
南側の窓からの光が、
映りこむのである。
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