舟越工務店ブログ
舟越工務店の展示会など、イベント情報をお伝え致します。
塗りを待つ、壁面。
等間隔に打たれた、、、
小幅なる板。
壁面を覆い尽す。
そう見えても、
計算尽された、
間隔、板材、なのである。
ひとつの面を、
壁面を、、、
御施主様の、
自らの、塗りにより、
施される予定なのである。
もちろん、
プロフェッショナルなる、
左官屋さんによる、
レクチャーを経ての、、、
となるのである。
塗られる材は、
解体した際に出た、
土壁の土、、、
練り込まれ、
いやはや、熟成の状態になりつつある、、。
個人的にも、
実に、楽しみなのである。
ということで、
塗りを待つ、壁面のなのである、、。
煙突のある家
難所をクリアーする。
複雑なる木組み、、、
まさに、混沌なる木々が、
木組みが、折り重なる、、、
そんな様相であった、天井面を、
ある一線を、、、
折り合いをつけるべく、
ラインを思い描く、
新たなるライン、面をつくる、
まさに、難所をクリアーするべく、
天井が出来上がったのである、、。
水平のラインと、
勾配のラインが寄り付く。
絶妙に弧を描く丸太に、
なぶり付く、天井。
いわば、まっすぐなラインと、
曲面が寄り合う、、、
まさに難所、なのである。
実にすっきりと納まった、
大工さん、御苦労さんでした。
煙突のある家
差し鴨居下に灯具
本来、日本の建物は、
空間は建具で仕切られていた、、、
その建具が動くライン、、、
建具が取り付く、
構造を兼ねた部位が、
差し鴨居なのである。
この差し鴨居が、
木構造の主要なる軸線を示し、
空間を分割させる、、、装置の、
影の立役者ともいえるのである。
特徴的なのは、この差し鴨居下、
下端の高さが、建物の高さの、
ひとつの基準ライン、なのである。
1740内外、、、低めの高さなのである。
平面と、断面、、、
双方の基準を示し、
それによって、
古民家の空間の佇まいが、
かたちづくられている、のである。
極力、この差し鴨居の位置を重きにおいて、
空間構成の計画を、
考えたのであるが、
どうしても、
イレギュラーな部分ができてしまったのである、、、
小空間の中間あたりに差し鴨居が、
出てくる、、、のである。
天井面は差し鴨居によって、
完全に分断されている、、、
天井面に差し鴨居を介して、
灯具、、、照明を2つ付けるのも、
小空間の上、よろしくない、、、
ということで、
差し鴨居下に、
シーリングダウンライトを、
取り付けたのである。
そして、位置を壁に寄せることで、
壁面を照らす、、、
ラワンの素地の合板が、
照らし出されたのである。
まわりにバウンドする光。
ぐっーと、低い重心の灯りとなり、
なかなか、いい感じとなったのである。
煙突のある家
細部にまで至る、、。
工事を進めると、
いささか、実際の在り様が、
克明に見えてくる、のである。
見えてなかったところが、
見えてくる、、、
そこに、手を加えるか、どうか、
想像の世界から、
リアルな実際が目の前に、
現れ、また、そこから、
次の場面へと想像する、
できるようになる。
全体のいわば、
大きな部分から、
細部に至るまで、、、
より、克明に、、、
考慮できるようになる。
工事は進む、、、
その都度、判断をする必要がある。
廻りの動物等の建物内への侵入への防衛と、
建物の換気の取り方との両立。
万全を期して、、、
茅葺屋根の小屋裏、
妻壁最上部にある、
格子付の三角の換気口に、
ステンレスの網を張り巡らす。
いささか、難所、、。
高所であり、
丸太組が寄り合うの中、、、
なかなかの狭所であったが、
大工さんによって、
無事、張り巡らされたのである。
煙突のある家
刷毛引きの、土間
かねてから、取り組まさせていただいている、
project…
いよいよ、
佳境となってきた、のである、、。
忙しさにかまけて、
更新を怠っていた、
ブログ、、、
思わずのUP、、、
なのである。
全てを伏せ込むかのような、
コンクリ、、、
打ち込まれた、、、のである。
このprojectの、
空間構築の、
導入口でありながら、
ある意味、
実に特徴的に表す、
空間、、、なのである。
言うならば、軒下空間、、、
軒先から、
外壁までのスペースに留まらず、
中まで入り込む、
断片的、
建物の一端を、横断する、スペースであり、
そして、それに、派生して、
建物の中を、貫く、
別の軸線に折かねで、
つながっていくのである。
いわば、コリドー、、、
建物、敷地全体を貫く、、、
軸線なのである。
コンクリート打ち上がり後、
刻まれた、
刷毛引きの刷毛目が、
実に、艶やかなのである。
なぜか、家全体が、、、
実に、落ち着いた、
感があるのである。
煙突のある家
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