舟越工務店ブログ
舟越工務店の展示会など、イベント情報をお伝え致します。
新興住宅地の様相
周りは、まさに建築ラッシュのよう、
新興住宅地の様相となってきたのである。
家が建つと、見えなくなる方向から、
見ておくのである。
家はもちろん、
家、その家が建つ敷地のみで完結する存在でなく、
周りの環境、外的要因にも影響を受ける。
ましてや、隣接する家々となれば、
影響を受け合う存在となるのである。
光、風、眺望など、、。
当然、周りに家が建つという想定で、
設計するのだが、
実際どうなるかは、なかなか、
予測できない部分があるのである。
ある意味、ある程度、
予測できないという前提での、
想定の上の、設計とあいなるのである。
登り軒天の家
登り軒天
足場がなくなり、すっきりした外部。
外壁から軒天、屋根という、
一連のラインも、
見て取れるようになったのである。
ファサード、いわゆる家の正面にあたる部分は、
屋根の、軒先となる。
軒の出は、約90cmとし、
ある程度、雨を凌ぐかたちとした。
そして、外壁はざっくりとした風合い、
山砂掻き落とし、
軒天は、屋根勾配とは、逆勾配、
軒先に向かって登る、
いわば、登り軒天とし、
仕上げも壁と分けず、
外壁がそのまま、
軒先まで塗りあがるかたちとしたのである。
下から見上げたとき、
シンプル過ぎるほど、
シンプルに映る、のである。
相反して、
玄関庇は杉板張りの登り軒天とする。
ワンポイント使いの、
木が、なかなか効く、、、
という目論見、なのである。
登り軒天の家
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