舟越工務店ブログ

2018年07月19日 【

防音室、内部の様子

防音室、内部の様子。
実に、こじんまりした空間となったが、
いろいろと、凝縮された空間となった。
それぞれの設えに、意味があるのである。
床の材は、既存の床に合わして、
杉節有り板張りとした。
壁、天井は、
下地の吸音性のボードとの関係で、
布クロス貼りとなっている。
照明は、配線ダクトを設置し、
器具の位置や種類など、
可変できるようにした。
そして、住まい手さんお持ちの、
吹きガラスの照明を、ここぞというところに、
吊り下げたのである。

換気の為、外壁に面する壁には、
給気と排気を同時に行うタイプの、
換気扇を取り付けたのである。
外部のベントキャップは、
防音用のタイプのものとした。

そして、棚を設けた。
住まい手さんがお持ちであった、
Jパネル厚み24の板の端材を利用し、
可動棚をつくったのである。

あとは、肝心の防音性がどうか、、、
今回、防音というカテゴリーということで、
いろいろと勉強させていただいたのである。
また、実際の日々の効果はどんな感じか、
確認させていただけたらと思うのである。

川が見える家 防音室project