舟越工務店ブログ
達人の技
現場初日、
到着の即座に、
注文を頂いた、、、
巾2cmの鉄の板があれば、
欲しいとのこと。
長さは、、、と、続くのであるが、
なにやら、それでつくられるらしい。。。
お持ちの火ばさみが、短い、、、
長さのあるものを、つくられるとのこと。
ということで、いわば端材なのだが、
捜してみると、
ピタリと2cm巾のアルミのレールがあった。
そして、よく使う、
棚受けの柱、
ステンレス引掛け柱なるものの、
切れ端が多数ある、、、
どうしても、切れ端ができるのである。
これも、使えるかなということで、
仮に持っていく、、、
アルミのレールだけでは、
ペラペラして、保持能力に欠けると思ったのである。
適度の硬度、重みも必要とのご指摘から、、、
なのである。
ということで、2品をお持ちした。
と、、、数日後、
見事に、かたちを変えていたのである。
たまたまの端材が、まさにこの為に、
準備されたか、なるべくしてなったかのよう。
一見して、それがただものではないのはわかっのだが、
現場の確認作業等あり、その場は、
すぐ立ち去ったのである。
そして、その後、
後日、じっくりと見せていただいたのは、
言うまでもない、、、のである。
まさに、細部にわたる技巧、
特に、先端部の細工が、
すばらしいのである。
根本のRの部分は、
当たりがやさしいよう、
導火線が巻かれてある、、、
いやはや、すばらしいものを見せていただいた、、、
まさに、達人の技なのである。