舟越工務店ブログ

2017年05月03日 【

矩計から考える。

プランを練るとき、
平面的な想定のみではない。
立体的な側面も、同時に想定するのである。
いわば、3Ⅾ、、、3次元、
W(巾)、D(奥行き)に、H(高さ)の、
相互の関係性において、
構築される、、、
結果としての、空間と成り得るのである。
高さにおいては、
必要に応じた、構造的な高さと、
素材、材料の、いわば材の厚み、
空間的な拠り所による高さ取りによる、、、
その総和が、部分、そして、
全体の高さとなるのである。
そういうことを、思考しながら、
場合によっては、断面図、、、その基になる、
矩計(かなばかり)をCADで書いて、考えてみる。
いわば、矩計から考えるのである。
描いてみると、より明確にイメージできると同時に、
より、空間の高低の在り様に、
思いを馳せることができるのである。