舟越工務店ブログ

2018年03月09日 【

玄関庇の追い止め上のスリット

スレンダーにつくった玄関庇。
外壁との取り合い部分、
追い止めの上が、スリット状に透いている。
これは、外壁内の中に、
空気が動く層、いわゆる通気層の入口なのである。
他の部分は、基礎上の土台水切りの上のところから、
空気が入るかたちなのだが、
下屋根や巾のある庇があると、
空気の流れが分断される。
ということで、巾20mmの通気層の入口を、
庇上に設けているのである。
外壁面の際は左官できれいに、
納めていただいているのである。

登り軒天の家