舟越工務店ブログ

2020年12月06日 【

新たなる、、、原風景。

目線を、外に移そう、、。
鳥瞰とまではいかないが、、、
敷地から、南南東あたり、
小高いところ、
ビューポイントからの、
様子なのである。

必要に応じて、
手を加えられた、
古民家、、、
茅葺屋根の、シルエット。
屋根勾配等々、
この地域の、
普遍的なかたち、
シルエットが、
連なるのである。

山と山との、間、、。
注がれた雨が、寄り合い、
流るる、谷間、
川べり、、、
川に寄り添うかのように、
道が形成され、
家々ができ、連なり、
集落となり、、、
と、想像されるのだが、、。
その中の、山沿いの一端、一角なのである。

外廻りにも、
手を加えたのである。
しころ部分、、、
茅葺き屋根部分
(板金屋根に覆われている)より下、
下屋根部分の瓦屋根は、
老朽化が激しく、
ガルバリウム鋼板の小波板に、
更新を余儀なくされたのである。
と同時に、木構造に与える負荷を軽減、、、
屋根の軽量化を実現できたのである。。
色は、白系色。

それに伴い、
古い樋(トユ)を取り払い、
新しい樋に更新されたのである。
色は紺色。
鼻隠しの板は、
ベンガラに近い色を
塗られた。
一部、杉板張りの外壁も、
同色を塗られる予定、、。
もともとの部分もあいまって、
なかなか絶妙な、
色のコンビネーションで、
明るく、軽やかな印象となったのである。

建物の廻りに積まれているのは、
解体時に出た、木材関係なのである。
工事中に出た、端材、廃材も含め、
なかなかの量となった、、。
いわば、ストック、、。
薪ボイラー、
これから設置される薪ストーブ、
これから制作されるヒートベンチ等々の、
いわば、燃料として、
徐々に、消費されていくのである。

外壁、窓等々も、
変わったのである。
等々、そう、、、
必要に応じて、
少しずつ変わっている、、。

それら、ひとつひとつが、
新しい、原風景をつくる、
原風景と、なるのである。

煙突のある家