舟越工務店ブログ
古建具を利用する
キッチンから、
もうひとつのキッチン、
題して、アナグマキッチンに、
通ずる、仕切り、
導入口、、、に設けた、
建具も、
もちろん、既存の、
元からあった、
古建具を利用しているのである。
そう、古民家再生、改造、改修の際、
その場、その建物に在った建具を、
極力、活用、利用するのである。
その際の、選択基準、
優先順位、指針なるものが、
自ずと、生まれてくるのである。
まず、見て利用したいと思わせてくれる建具かどうか、、、
は、もちろんのこと、、、
巾、高さが、意中のサイズに近しいかどうか。
できれば、そのままの大きさ、サイズで、
使いたいのである。
そして、建具自身の、
見え様、、、
ガラス面の大きさや、
桟のサイズ、
バランス、
使われている、素材の内容等々、、、
なのである、
それから、
この建具が、
この空間や用途に、
似つかわしいかどうか、、、
など、、、
いろいろ考えるのである。
この建具は、
いわば、外部建具。
玄関に使われていた。
引き違い戸の一枚なのである。
鍵の痕跡が、そのことを、
物語る、のである。
ガラスと、
腰板のバランスが、
なかなか、なのである。
煙突のある家