舟越工務店ブログ
どうするか、、、五右衛門風呂。
昔、懐かし、、、
五右衛門風呂、、、
といえども、
リアルな記憶としては、
幼き頃の、かすかな、
記憶という感じ、、、なのである。
現存する、、、
まさに、、、ハーフユニットの様相で、
残っている状態なのである。
つくられたのは、
昭和の時代であろう、
多々なる色、柄、形の、タイルによって、
つくりこまれてる様が見て取れる。
ある意味、タイル全盛の時代でもあったと思う。
大いに、左官屋さんの技、、、
センスを発揮しての意匠が見受けられる、、、
見れば見るほど、
その片鱗が感じられるのである。
たぶん、そのあたりは、
左官屋さんによる、
いわば、即興的な感覚によるつくりかた、
ある意味、施主様からは、
左官屋さんの感覚に任せるという、
「おまかせ」という感じあったと思われる。
ほんと、自由な発想、つくり様、
浴槽の立ち上がり部分なんかは、
よく見ると、絶妙にRが、、、
曲面が刻まれているのである。
半身浴、ならず、
いわば、露天風呂状態の様相。
焚口は、傷んでいるのだが、
かたちは保持している。
排水口からは、
草が生い茂っていたが、
取り払われた、、。
ここからのロケーションは、抜群。
煙突が一つ増えることとなるか、、。
さあどうするか、、。
そのあたりは、
施主様におまかせ、、、と相成るのである。
煙突のある家